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2012年3月25日 (日)

体重④

先日、合格祝賀会があり、今年は無事に講師劇を上演することができました(去年は震災があったので自粛しました)。

講師劇の練習を全体で行うのはたった3回です。本番当日の朝にリハーサルをしますが、それを入れても4回。

しかし、完全主義の私はその程度の稽古でお茶を濁す気にはなれません。相棒の山下高充先生と自主練を数十回しました! 我々の演技をご覧くださいましたでしょうか。山下高充先生はともかく、はっきりいって全講師のなかでいちばん演技が上手いのは僕だと思う! 

来年もがんばるぞ!

それはさておき。

体重の話です。

7年半におよぶ仙台での生活を終えて、原チャリで大阪まで帰ってきた私は、両親に心配されたり罵倒されたりしつつ、とりあえず大阪で就職活動をはじめることになりました。

しかし、そもそも就職活動などというものをしたことがまったくなかった私ですから、何をどうしたらいいものやらさっぱりわからず、やむなく父親に就職活動はどのように行うのかと相談したところ、あっさり「職安に行け」と言われてしまうのでありました。今でいう、ハローワークですね。

そこで、素直な、というか、何も知らない私は茨木市の職安に赴き、よくわからないまま分厚いファイルをぱらぱらめくったりしてみたわけですが、掲載されている職種が「なんだか僕のイメージとちがう~」。

などという紆余曲折はありましたが、あまり覚えていないのでカットします。結局、私は、新聞の求人欄で見つけた寝屋川・枚方・交野方面の会社に就職することになりました。

仙台から大阪まで原チャリで帰ってきたことで、「原チャリさえあればどこにでも行ける」という確信を抱いていた私は、その会社にも原チャリで通うことにしましたが、あるとき「カランカラン」という何かが落ちるような音がして、それをきっかけに前輪が妙にぐらぐら揺れ動くようになってしまいました。さすがに「このままでは危ない」と思って、とりあえず慎重に運転するようにしていたのですが、両親がキレて、「あほ、車を買え」ということになり、中古の軽自動車を買うことになりました。

車を買う! この僕が! なんという堕落でしょう!

仙台時代のあの輝くような極貧生活、黄金時代は遠くなってしまいました。

就職したことによって一定の収入が確保され、私はかつてないほど豊かになってしまったのです(あくまで当社比です)。

腹が減ったら即座に何か買って食べることすら可能になってしまった・・・・・・!

これまでの質素な生活を埋め合わせるかのように食べて食べて食べまくる私でした。

モ、モスバーガーってこんなにおいしかったのか!

た、たこ焼きってこんなにうまかったのか!

と、とりあえずラーメンでも食ってから帰るか!

ああ、しあわせ。

というわけで、気が付けばすごい勢いで体重が増えているのでありました。

その頃、会社に掃除をしてきてくれていたおばさんが、僕のことを「あのドラえもんに似た人」と言っていたらしいです。

                                             もう続かないかも

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